国土交通省は、2021年度「宅地建物取引業法の施行状況調査結果」を公表しました。 2022年3月末(2021年度末)現在での宅地建物取引業者数は、大臣免許が2,776業者(対前年度比+3.8%)、知事免許が12万5,821業者(同+1.0%)、全体では12万8,597業者(同+1.1%)となり、なんと8年連続の増加となったということです。
目次
宅地建物取引業者の状況
令和4年3月末(令和3年度末)現在での宅地建物取引業者数は、大臣免許が 2,776 業者、知事免許が 125,821 業者で、全体では 128,597 業者となっている。
対前年度比では、大臣免許が 101 業者(3.8%)、知事免許が 1,281 業者(1.0%)それぞれ増加。
全体では 1,382 業社(1.1%)増加し、8年連続の増加となった。
令和3年度において、宅地建物取引業法の規定に基づき国土交通大臣又は都道府県知事が行った宅地建物取引業者に対する監督処分の件数は、以下のとおりである。
監督処分等の実施状況
- 免許取消処分 93件(-29件・23.8%減)
- 業務停止処分 27件(+8件・42.1%増)
- 指示処分 42件(+22件・110.0%増)
- 合計 162件(+1件・0.6%増)
情報元:国土交通省

業務停止処分の増加が気になるところですが、理由などの詳しいことはわからないのが多少気になるところですね〜
それに伴ってか宅地建物取引士の登録者数も増加しているようです。
宅地建物取引士登録者数の状況
令和3年度は新たに28,638人が都道府県知事へ宅地建物取引士の登録しており、これにより総登録者数1,126,595人となったと公表している。
新規登録者数 | 総登録者数 (年末時点) | |
平成29年度 | 23,830 | 1,024,974 |
平成30年度 | 25,717 | 1,049,253 |
令和1年度 | 27,580 | 1,074,015 |
令和2年度 | 26,602 | 1,098,790 |
令和3年度 | 28,638 | 1,126,595 |



そんなに沢山の不動産屋さんがあるんだね?



そうですね、業者・宅建資格者数ともに増加していますが現実的には人口が減少傾向にあるのにちょっと不思議な感じですね。今後の動向も気になるところです。