悪徳な建設・リフォーム業者に引っからないために

悪徳リフォーム業者

悪徳リフォーム業者等にご用心

一時期よりは減少傾向にあるものの未だに存在する悪徳リフォーム業者。

リフォームと言っても幅広く色々な種類があります、近年は巧妙な手口で優良か悪質か詐欺なのか見分けづらい業者も存在しています。

悪質業者のタイプ

  • 施工不良系のリフォーム業者
こちらは基本的に作業は契約通りに施工するが満足出来るような仕上がりにならず紛争や揉め事が絶えないタイプの業者です。
この場合は悪質では無くとも、知識不足や工事箇所以外の場所を破損させてしまったり、後期が延び延びになるなど工事業者としてのクオリティーが低い業者が多く見受けられます。
  • 契約違反系のリフォーム業者
見積もりの段階では通常なのですが、契約書では記載されていない商品や部材の質を勝手に落として工事を進める業者にある手口です。
手抜き工事をする業者もこのタイプになりますが、施工途中でやらないと生活に支障が出るタイミングで足元を見て高額の追加工事代金を請求してくる巧妙かつ悪質なタイプです。
  • 詐欺系の悪質リフォーム業者
以前に多くニュースにもなった悪質リフォーム業者の多くは、床下の湿気対策や耐震補強工事を目的としたずさんな施行をするタイプですが、最近は補助金や保険を利用した詐欺商法が見受けられます。

悪質業者の手口

依頼してもいないのに、「無料診断します」・近隣に現場があるので「挨拶に来ました」・「モニター募集中です」・「〇〇協会から来ました」・「外壁が・・・屋根が・・・危険ですよと不安を煽ってくる」と訪ねてくる。

最近は、通常100万円の工事費用ですが保険や補助金を利用するので、ご負担は数万円で済みますよ!という甘い切り口で勧誘してきますのでお気をつけください。

確かに、地方自治体によっては補助金制度もありますし、工事内容によってはご加入の火災保険で補填できる工事は存在しておりますのでしっかりご加入の保険会社に確認をするようにしましょう。

悪徳業者は他の工務店や同業他社との相見積もりを嫌いますのでとにかく今なら〇〇万円値引きしますなどと、いろんな事を言ったり紹介したりして居座ったりしますので、まずは即決めないこと。

また、弊社は公共工事を受注するような信頼性のある会社です、と会社の規模や信頼性を強調する業者もありますが公共工事を受注するからと言って安心できる時代では無くなってしまっている現状を背景に、警笛の意味も込めて国土交通省がこのような情報検索サイトを提供しているものであると私は推測しています。

国土交通省ネガティブ情報等検索で処分を受けていない業者かどうかだけは確認することをオススメいたします。

ネガティブ情報検索サイトには下記のような目的で検索が可能となっております。

近年、企業の社会的責任を重視する考え方を背景に、コンプライアンス違反等の不 祥事を犯した企業の収益や株価が落ち込むなど、一般消費者や投資家(「一般消費 者等」)が市場メカニズムを通じて企業に与える影響がますます大きなものとなっ ています。そのような中で、従来の行政の監督に加えて市場による選択・監視を活 用することは、事業者の適正な事業運営の確保のみならず、それを通じて安全・安 心の確保、公正で自由な競争の確保といった行政目的を達成するためにも有効です。

市場による選択・監視の力をより一層活用するためには、事業者の情報開示による 透明性の確保が不可欠です。しかし、過去の処分歴など、事業者にとって有利に働 かない情報(ネガティブ情報)の公開は、事業者自身に任せるのではなく、行政か らも業務を遂行する中で保有した情報を公開していくことが必要です。

ネガティブ情報の公開は、事業者に対し追加的なペナルティを科すために行うので はなく、事業者の適正な事業運営の確保を目的とするものであり、ひいては、国民 の安全・安心の確保、公正で自由な競争の確保などのために有効なものです。

国土交通省ネガティブ情報等検索「本サイトについて」引用

 

家を売るオトコ
ちなみに私の居住エリアで直近の2年分を検索してみたときには25件ほどの建築業者の該当履歴がありました、それがこちらです。

 

行政からの「指示」から「免許取り消し」まで処分内容も様々ですが、悪質業者に引っかからないようにリフォームや建築をご計画の方はしっかり調べてから依頼先を決めるようにしましょう。またこの検索サイトは建築免許を所持している業者を対象としているため、許可免許を必要としない小規模リフォームなどの工事業者の情報はネットの口コミサイトなどでも情報を得ていただくことをオススメいたします。

 

家を売るオトコ
今回は国土交通省の「ネガティブ情報等検索」サイトのご紹介でした。
それでは良い「住活」を!!
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