フラット35の新制度が4月からスタート、ご利用を検討中の方は改正点・利用要件を今一度ご確認ください。

フラット35サムネ

フラット35とは、住宅ローンの一種で、金利が固定された長期の借入れです。フラット35の特徴は、以下の通りです。

  • 金利が固定されているため、将来の返済額が変動しません。金利は、借入れ時の市場金利によって決まります。
  • 借入れ期間は最長35年です。(フラット50:長期優良住宅を取得する場合にご利用いただける最長50年の全期間固定金利住宅ローンです。)返済方法は、元利均等返済か元金均等返済から選べます。
  • 借入れ対象となる住宅は、新築や中古住宅だけでなく、リフォームや増改築も含まれます。ただし、住宅は耐震基準を満たしている必要があります。
  • 借入れには、住宅ローン控除の対象となる「フラット35S」や、エコ住宅に対する優遇金利の「フラット35Sエコ」などのオプションがあります。
  • 借入れには、一定の収入や信用が必要です。また、保証料や手数料などの費用がかかります。

フラット35は、金利が安定していることや借入れ期間が長いことなどから、多くの人に人気の住宅ローンです。しかし、借入れ時の金利が高い場合や、借入れ額が大きい場合は、返済負担が大きくなることもありますので、ご自分の収入や支出、将来の計画などを考慮して、借入れを検討することが大切です。

今回の改正点は、2025年度の新築住宅の省エネ義務化に先行して、2023年4月以降設計検査申請分から、【フラット35】のすべての新築住宅は省エネ基準への適合が必須になります。

目次

フラット35】のすべての新築住宅は省エネ基準への適合が必須になります。

これまでは断熱性能等級2相当以上でしたがこれからは

2023年4月以降設計検査申請分から
「断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上」
または
「建築物エネルギー消費基準」に該当することが要件となります。

画像:フラット35制度改正のお知らせから引用

【フラット35】地域連携型が変わります

2023年4月以降資金実行分から、地方公共団体の補助金等の交付とあわせて【フラット35】の金利を引き下げる【フラット35】地域連携型について、制度の見直しを行い、よりご利用いただきやすくなります。

●【フラット35】地域連携型(空き家対策)の金利引下げ期間を5年から10年に
●【フラット35】地域連携型(地域活性化)にグリーン化する場合を追加

画像:フラット35制度改正のお知らせから引用

2022年9月以前に借入申込みをした場合は、他の金利引下げメニューと組み合わせた場合の金利引下げ内容が異なりますのでご注意ください。詳しくは、フラット35サイトの金利引下げ内容確認ページ(2022年9月30日以前申込受理分)をご覧ください。

 【フラット35】地域連携型について、詳しくはこちらをご覧ください。

家を売るオトコ

今回は、「新制度スタートのお知らせ」だけでしたので制度詳細は下記のフラット35のリンクからご確認ください。

しかし、これからフラット35を利用して新築を計画している方は、フラット35対応の仕様で建築する必要がありますのでフラット利用の意向を発注先に伝えることをお忘れなく

4月2日現在のフラット35の金利が安い銀行は以外にも、ゆうちょフラット35が1.260%(適用要件あり)です。気になる方はこちら

もう月末ですが、せっかくなので今月の金利です。

フラット35新制度スタート
画像:フラット35、事業者用パンフより引用

金利・高っ!!
この半年で約0.5%も上がってしまったわね。

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