2022年9月15日に業界大手の飯田グループホールディングスの一つであるアイディーホームに関する衝撃的なニュースが報じられた。
それは9月14日に宅地建物取引業・建設業許可について廃業届を届け出たというものだ。
すでに販売契約を締結している物件の決済に関しては影響がないとしている。
倒産などを理由とした廃業ではない
通常は「廃業」と聞くと業務悪化による倒産=廃業をイメージするが今回はどうやら違うようだ
これは宅地建物取引業及び建設業許可の規定の中で、役員などに有罪判決など受けたものがいる場合は許可を受ける事が出来ないし、またはそれに該当する事由があった場合は申請しなくては行けないので、今回は会社側がその申請を行ったということだ。
経緯等
ことの発端はアイディーホームの元役員が2020年7月に道路交通法違反（速度超過）罪に問われて有罪判決を受けたが、同社に報告を怠っていたことが2022年7月に発覚し辞任した。
弊社の元役員が、道路交通法違反（スピート違反）で執行猶予対有罪判決を受けていたものの会社への報告を怠っておりました。本件の発覚により弊社は宅建業免許並びに建設業許可の欠格事由に該当している事を認識し、発覚日と同日、当該元役員は役員を辞任し、翌営業日に監督官庁への報告を行いました。その後、弊社において検討した結果本件の重大性を鑑みて、宅地建物取引業免許・建設業許可を自主的に廃業するのが妥当と判断に至り、監督象徴に対して当該免許並びに許可の廃業届を行った次第。としている
今後のお客様への対応・弊社における対応について
- 既にお取引しているお客様については各担当者よりご説明させていただきます。
- 再発防止の体制を整え次第、速やかに宅建業・建設業許可の再申請を進める
としている。
家を売るオトコ今回は会社側も不足の事態であったものの、すみやかに免許の欠格事由を解消して、事業は続けますということですね。
その作業が約1ヶ月〜2ヶ月かかると想定されますので、その間は販売中止となります。
もしかしたら？
家を売るオトコ気づいてしまいました？
そう！ちょっと足元をみたゲスな考えかもしれませんが・・・
新築は完成直後から消耗していきますよね？そして1年を超過すると中古に！
再度、宅建業の免許を取得して販売されたら、今、完成済みの物件は安くなるかも？？？
家を売るオトコ都合の良い考えですが、販売のタイムロスを挽回すべく既に完成している在庫物件は一斉値下げして処分する可能性はあるかもしれませんね。
